【FPとしての提言】積立保険をお勧めしない3つの理由


 私が1人の消費者として、限られたお金をより効果的に使うために、生命保険で積立保険に加入している人に対して提言をしたいと思います。

 

 結論としては、『現在、生命保険で積立保険に加入するのはお勧めできません。』その理由は3点あります。

 

 まず1点目は、『予定利率が下がっているため』です。これは、単純に日銀のマイナス金利政策の影響により、お客様から預かった保険料を運用することが難しくなったことで、積立保険の保険料が昨年4月から値上げされました。つまり、払い込んだ保険料に対して受け取ることのできる金額が利回りが下がったことを意味します。これが積立保険をお勧めしない理由1点目です。

 

 次に2点目は、『平均余命が伸びているため』です。これは、要するに皆さん元気で長生きされる方が予定よりも増えているということです。つまり、生命保険会社は予定していたよりもお亡くなりになられる方が少なかったため、余剰金が発生したことにより、死亡保険の保険料を今年の4月から引き下げる会社があるというものです。つまり、掛け捨て型保険の保険料は引き下げられることを意味しています。これが積立保険をお勧めしない理由の2点目です。

 

 最後に、3点目は、『保険会社は、集めた保険料を高利回りで運用できないため』です。

これは、生命保険会社がお客様から集めた保険料を長期で運用できるため、株式や上場投資信託(ETF)などの高利回りの運用ができるはずなのですが、お客様からお預かりした保険料は、一定の規制があるため、高利回りの運用先での運用はあまりできないという事情があります。そのため、配当金がないタイプの商品が多く、配当金があるタイプの商品でも配当が付かないケースがほとんどといった状況です。つまり、生命保険会社に対する規制によって高利回りで運用のできる商品でお客様の保険料を運用できないということです。であるならば、高利回りの商品で直接運用すべきであり、生命保険会社に運用を任せることは賢明とは言い難いということが、3点目の積立保険をお勧めしない理由です。

 

 参考までに、下図は生命保険協会が公開している生命保険会社の資産運用状況の内訳です。

 

 

 以上3点が、私が、積立保険をお勧めしない3つの理由になるわけですが、要するに、積立部分の保険料は、保険に頼らず、自ら運用先を見つけ、直接高利回り商品で運用し、生命保険は『掛け捨て型』に完全に見直すということを提言しています。

 

 では、高利回りの運用先とはどこなのか、という話になるわけですが、この点につきましては、お勧めの積立投資のできる商品がありますので、ご興味のあられる方は、直接弊社までご相談ください。

 

 私が個人的に運用している商品は、某証券会社の商品で、過去10年間の実績における年平均利回りが5%~8%を超える商品です。これは、世界中の約2,500銘柄の株式に一定の割合で投資する世界株ETFの自動売買という仕組みの商品で、日本円で運用できるため、為替リスクもなく、また、CFD(差金決済取引)であるため、現物取引よりも安定した運用が可能となっています。また、毎月の電気代、電話代、水道代、保険料、その他の買い物を全てこの証券会社の発行したクレジットカードで決済すれば、ポイント還元率が1%という還元率で還元され、有効期限がなく、ポイントが現金化され、毎月積立投資に充てられるため、自己資金がなくても、積立投資が可能となっています。もちろん、自己資金を毎月積み立て投資することもできます。さらには、カードの年会費もなく、現金を引き出す際の振込手数料もないため、使い勝手がいいのが特徴です。

 

 詳しい情報が欲しい方は、下記の【ご参考】にあるバナーからご覧いただけます。また、弊社までお問い合わせ頂ければ、詳しい説明もさせていただきます。また、併せて、生命保険の掛け捨て型への見直しもお手伝いできますので、併せてご相談ください。

 

 以上が、積立保険をお勧めしない3つの理由でした。お気軽にご相談ください。

 

 

【ご参考】私が個人的に運用している商品の詳細はこちらからご覧いただけます。

インヴァスト証券「トライオートETF」